坂戸藩

坂戸藩(さかとはん)は、越後国魚沼郡(現在の新潟県南魚沼市)に存在した。居城は坂戸城

藩史

慶長3年(1598年)、堀秀治上杉氏に代わって越後に入部したとき、堀直寄堀直政の子)が坂戸2万石に入った。直寄は慶長11年(1606年)の堀鶴千代の死去により蔵王堂藩3万石を加増され、5万石を領すようになった。しかし、慶長13年(1608年)に父・直政が死去すると直寄は幼主・堀忠俊のもとでの主導権をめぐって兄直清と争う。これに勝利はしたが、忠俊は内紛の責任を問われ改易とされ、直寄も坂戸5万石から信濃国飯山藩4万石に減移封された。坂戸藩は廃藩となった。

歴代藩主

堀家

外様。2万石→5万石。

  1. 堀直寄(なおより)
大政奉還から廃藩置県までの間に存在した
慶応3年(1867年)旧暦10月 - 明治4年(1871年)旧暦7月
北海道地方
日本地図
東北地方
関東地方
北陸・甲信地方
中部地方
近畿地方
中国地方
四国地方
九州地方
関連項目
藩庁の置かれた地域を基準に分類しているが、他の地方に移転している藩もある。順番は『三百藩戊辰戦争事典』による。
明治期の変更: ★=新設、●=廃止、○=移転・改称、▲=任知藩事前に本藩に併合。()内は移転・改称・併合後の藩名。()のないものは県に編入。