レスター・ヘイズ

レスター・ヘイズ
Lester Hayes
基本情報
ポジション コーナーバック
生年月日 (1955-01-22) 1955年1月22日(69歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テキサス州ヒューストン
身長: 6' 0" =約182.9cm
体重: 200 lb =約90.7kg
経歴
大学 テキサス農工大学
NFLドラフト 1977年 / 5巡目全体126位
初出場年 1977年
初出場チーム オークランド・レイダース
所属歴
1977-1986 オークランド・レイダース
ロサンゼルス・レイダース
受賞歴・記録

  • プロボウル選出:5回(1980年-1984年)
  • オールプロ選出:1回(1980年)
  • NFL1980年代オールスターチーム[1]
  • 最優秀守備選手(1980年)[1]
  • レイダースシーズン記録の13インターセプト
NFL 通算成績
通算インターセプト 39回
インターセプトリターン 572ヤード
出場試合数 149
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

レスター・ヘイズ(Lester Hayes 1955年1月22日- )はテキサス州ヒューストン出身の元アメリカンフットボール選手。NFLオークランド/ロサンゼルス・レイダースでプレイした。ポジションはコーナーバック。ザ・モレスター(嫌がらせをする人)というニックネームを持っていた[2]

経歴

テキサス農工大学時代には1975年、1976年とオールアメリカンのセーフティに選ばれた[3]。1977年のNFLドラフトでレイダースから指名されて入団後、コーナーバックにコンバートされた。1980年から1984年まで5年連続でプロボウルに選出され第15回第18回と2度のスーパーボウル優勝メンバーになっている。1980年にはNFLトップの13インターセプトを記録し、最優秀守備選手に選ばれている。この年にはプレーオフでも5回のインターセプトを記録し2回はタッチダウンにつなげた[4]

1986年シーズン終了後通算39インターセプト(プロフットボール殿堂入りしているウィリー・ブラウンと共にチームタイ記録)の数字を残して現役を引退した。

2004年のプロフットボール殿堂入り選手の選出の際、ファイナリストに進んだ15人の1人に選ばれている[5]

"Lester the Molester" "the Judge"[6]と呼ばれたが彼はスター・ウォーズの大ファンであることから第18回スーパーボウル前のインタビューで唯一のジェダイと呼んでほしいと答えている[7]。彼は対峙したワイドレシーバーへのバンプ・アンド・ランカバレッジ[8](ワイドレシーバーに予定したルートをQBとのタイミングどおりに走らせないためのテクニック)[2]とスティッカム(粘着力によってインターセプトの可能性を高めた)の使用で知られた[9][10]。スティッカムの使用は1981年にNFLより禁止された[11]

プロ入りまで吃音症であった。プロに入り治療によって克服してからは「奴を黙らせることはできない。」とジョン・マッデンに言わしめた。彼自身はこの病気の治療にはレイダースのオーナー、アル・デービスの協力が欠かせないものであったと述べている[3]

現在はカリフォルニア州モデストに住んでいる。

ドラフトでは地元から3000マイルも離れた本拠地のオークランド・レイダースニューイングランド・ペイトリオッツシアトル・シーホークスからは指名されたくないと願い、ヒューストン・オイラーズダラス・カウボーイズに指名されることを願っていたがレイダースでプレーできたことに感謝していると述べている[3]。また自分の成功にはテッド・ヘンドリクス、レジー・ケンロー、ロッド・マーティン、マット・ミレン、ハウィー・ロング、ライル・アルゼイド、ボブ・ネルソンらの強烈なフロントラインのおかげであったとも述べている[3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b JW Nix (2011年7月20日). “Oakland Raiders : Best Defensive Players Not in the Hall of Fame”. bleacherreport.com. 2013年5月1日閲覧。
  2. ^ a b “レイダース史上に残る脅威的なレジェンドたち”. NFL JAPAN (2011年6月25日). 2011年10月6日閲覧。
  3. ^ a b c d STICK 'EM--BUMP AND RUN, BABY 2009年8月24日閲覧
  4. ^ Brady's great, but imagine vintage Marino and today's rules ESPN 2008年1月9日
  5. ^ Countdown to Immortality! プロフットボール殿堂HP 2004年1月31日
  6. ^ California Police Youth Charities 2009年8月24日閲覧
  7. ^ Super Bowl by the Bay, p.51, (c)1984 by Bohn & Bland Publishers, Inc.
  8. ^ 背番号の話 #37 2009年8月24日閲覧
  9. ^ 懐かしのNFL Player レスター・ヘイズ 2009年8月24日閲覧
  10. ^ Georgua OUTDOOR NEWS 2008年12月9日
  11. ^ NFL Rules Named After Players 2008年5月28日

関連項目

  • マイク・ヘインズ - 彼と逆サイドを守ったコーナーバック。レスター・ヘイズと共にNFL1980年代オールディケイドチームに選ばれた。

外部リンク

  • 通算成績と情報 NFL.com, or HayeLe00.htm Pro-Football-Reference (英語)
  • レスター・ヘイズ - IMDb(英語)
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
NFL1980年代オールディケードチーム
クォーターバック

ランニングバック

ワイドレシーバー

タイトエンド

  • ケレン・ウィンズロー(英語版)
  • オジー・ニューサム(英語版)

オフェンシブライン

  • アンソニー・ムニョス
  • ジム・カバート(英語版)
  • ゲイリー・ジマーマン(英語版)
  • ジョー・ジャコビー(英語版)
  • ジョン・ハナ
  • ラス・グリム(英語版)
  • ビル・フラリック(英語版)
  • マイク・マンチャック(英語版)
  • ドワイト・スティーブンソン(英語版)
  • マイク・ウェブスター
ディフェンシブライン

ラインバッカー

ディフェンシブバック

  • レスター・ヘイズ
  • ロニー・ロット
  • ケニー・イーズリー(英語版)
  • デロン・チェリー(英語版)
  • ジョーイ・ブラウナー(英語版)
  • ノーラン・クロムウェル(英語版)
スペシャルチーム
  • モーテン・アンダーセン
  • ゲイリー・アンダーソン(英語版)
  • エディ・マレー(英語版)
  • ショーン・ランデタ(英語版)
  • レジー・ロビー
  • マイク・ネルムス(英語版)
  • リック・アップチャーチ(英語版)
  • ビリー・ジョンソン(英語版)
  • ジョン・テイラー

ヘッドコーチ

AP通信 オールプロ ファーストチーム選出(1回)
AP通信 1980 オールプロ ファーストチーム
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
  • ジョン・ジェファーソン(英語版)チャージャーズ
  • チャーリー・ジョイナー(英語版)(チャージャーズ)
タイトエンド
  • ケレン・ウィンズロー(英語版)(チャージャーズ)
オフェンシブラインマン
ディフェンシブエンド
ディフェンシブタックル
  • ゲーリー・ジョンソン(チャージャーズ)
  • チャーリー・ジョンソン(英語版)イーグルス
ラインバッカー
コーナーバック
セイフティ
プレースキッカー
パンター
キックリターナー