バダインジャラン砂漠

バダインジャラン砂漠
中国語: 巴丹吉林沙漠
拼音: Bādānjílín Shāmò
Badain Jaran Desert
ゴビ砂漠の一部を構成する
面積49,000 km2 (19,000 sq mi)
地理
中国
内モンゴル自治区甘粛省 および 寧夏回族自治区
座標北緯40度4分21秒 東経102度12分36秒 / 北緯40.07250度 東経102.21000度 / 40.07250; 102.21000座標: 北緯40度4分21秒 東経102度12分36秒 / 北緯40.07250度 東経102.21000度 / 40.07250; 102.21000
世界遺産 バダインジャラン砂漠 - 聳える砂丘群と湖沼群
中華人民共和国
砂漠の真ん中にある湖とバダインジャラン廟
砂漠の真ん中にある湖とバダインジャラン廟
英名 Badain Jaran Desert - Towers of Sand and Lakes
仏名 Désert de Badain Jaran – Tours de sable et lacs
面積 726,291.41 ha
(緩衝地帯 891,114.36 ha)
登録区分 自然遺産
登録基準 (7), (8)
登録年 2024年
第46回世界遺産委員会
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法・表示

バダインジャラン砂漠(バダインジャランさばく、モンゴル語:ᠪᠠᠳᠠᠢ
ᠶᠢᠨ
ᠵᠢᠷᠠᠨ
ᠡᠯᠡᠰᠦᠨ
ᠴᠥᠯ
[1]、中国語:巴丹吉林砂漠)は、中華人民共和国内モンゴル自治区南西部のアルシャー盟から甘粛省にかけて広がる砂漠ゴビ砂漠の南方に位置し、面積は4万5千平方キロメートルと中国で3番目に大きい砂漠。バタジリン砂漠、バタンジャリン砂漠などとも言う。

砂漠のなかには多数のがあり、その数は100を超える。

砂丘の最も高い地点である必魯図沙峰の標高は約1609.6mで、砂峰としては世界で最も高い。

アルシャー盟境内のバダインジャラン砂漠はトングリ砂漠居延海砂漠と共に「アルシャー砂漠ユネスコ世界ジオパーク」に指定される[2]

世界遺産

2024年の第46回世界遺産委員会で登録された。中国語名は「巴丹吉林沙漠——沙山湖泊群[3]

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
  • (8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。

脚注

  1. ^ [1]
  2. ^ “ALXA DESERT UNESCO GLOBAL GEOPARK (China)” (英語). UNESCO (2021年7月26日). 2022年10月20日閲覧。
  3. ^ Badain Jaran Desert - Towers of Sand and Lakes(ユネスコ世界遺産センター


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