X-8 (ロケット)
エアロジェット・ジェネラル X-8
- 用途:上層大気調査機
- 製造者:エアロジェット・ジェネラル
- 運用者** NACA・NASA
- 初飛行:1947年11月24日[1][2]
- 生産数:108基
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エアロジェット・ジェネラル X-8 (Aerojet General X-8) はアメリカ合衆国の開発した観測ロケット。エアロジェット社が開発し、初打ち上げは1947年11月24日。分類上はXナンバーが与えられている。
アメリカ空軍向けの高層大気観測用ロケットとして開発された。単段式液体燃料ロケットであり、固体ロケットブースタを付加して用いられた。姿勢制御はスピン安定法をとる。機体の尾部には3枚のアルミニウム製安定翼を設けられている。先端部の観測機器ペイロードは約70kg。発射時は87度の角度に立てられた発射レールを用いる。
X-8としての生産数は108基。搭載エンジンが異なるサブタイプがあり、X-8:68機、X-8A:34機、X-8B:1機、X-8C:2機、X-8D:3機となっている。X-8は観測ロケット・エアロビーに発展し、この派生型は1985年までに1,000基以上が打ち上げられた。
要目
- 全長:6.16m
- 胴体直径:0.38m
- 全幅:1.6m
- 自重:61kg
- 全備重量:498kg
- エンジン:液体ロケットエンジン(推力 1.2t 燃焼時間40秒)
- ブースター:固体ロケット(推力 8.2t 燃焼時間2.5秒)
- 最大速度:マッハ6
- 最大到達高度:約222km
脚注
参考文献
- 「Xプレーンズ」,世界の傑作機No67,文林堂 ISBN 978-4893190642
- 航空ファン別冊 No.32 アメリカ軍用機1945~1986 空軍編 文林堂 雑誌コード 03344-8 1986年
外部リンク
- AMERICAN X-VEHICLES An Inventory—X-1 to X-50 NASA資料 2003年
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