自在結び
自在結び(じざいむすび)は、ロープを芯に結びつける方法(ヒッチ)のひとつ。張り綱結び(はりづなむすび)とも[1]。英語ではトートライン・ヒッチ(Taut-line hitch)という。
結び方
自在結びは、以下のようにして結ぶ。
- 芯に紐を掛け、ひと結びの状態にする。
- さきほどと少し離れたところで、動端を元端側のロープに対して、交点に荷重がかかるように2重の巻きを施す。
- 続いてすぐ近くにひと結びをする。
- 動端を引っ張って結び目を締める。
結び目は、ステップ1でつくったひと結びのところとステップ2から3でつくったところの2箇所にできる。
最初のひと結びは省略することもある[2]。
特徴・用途
ステップ2~3でつくった結び目を芯に近づけると結びはゆるくなり、芯から離すときつくなる[3]。張り綱結びという別名の通り、アウトドアでテントの張り綱を固定するために用いられる。