新開大神宮
新開大神宮 | |
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新開大神宮 | |
所在地 | 熊本県熊本市南区内田町1266 |
位置 | 北緯32度44分38.36秒 東経130度38分56.27秒 / 北緯32.7439889度 東経130.6489639度 / 32.7439889; 130.6489639 (新開大神宮)座標: 北緯32度44分38.36秒 東経130度38分56.27秒 / 北緯32.7439889度 東経130.6489639度 / 32.7439889; 130.6489639 (新開大神宮) |
主祭神 | 天照大神 豊受大神 |
社格等 | 郷社 |
創建 | 文安2年(1445年) |
本殿の様式 | 流造 |
別名 | 伊勢宮さん |
例祭 | 10月16日 |
主な神事 | 夏越祭及び大祓え神事 |
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新開大神宮(しんかいだいじんぐう)は、熊本県熊本市南区内田町にある神社である。旧社格は郷社。
由緒
文安元年(1444年)、伊勢神宮を熱心に信仰していた太田黒孫七郎が、天照大神の託宣を受け、文安2年(1445年)に伊勢神宮を当地に勧請し創建したと伝わる[1]。
天正年間(1573年 - 1592年)、佐々成政により社殿が焼かれた。後、加藤清正により再興され崇拝を受け、細川家の代になり、手厚い保護を受けた[2]。
幕末の思想家林桜園はこの宮を深く崇敬し、宮部鼎蔵をはじめ桜園の門下生も同様に信仰を注いだ。敬神党の首領である太田黒伴雄が、祠官太田黒伊勢守に入婿し神主として奉職した。神風連の変の挙兵の宇気比が行われた社でもある[3]。
祭神
主な例祭日
- 御大祭 - 10月16日
- 春季祭 - 3月26日
- 夏越祭及び大祓え神事(通称:人形さんご祈祷) - 7月20日
境内
- みそぎの井戸 - 太田黒伴雄が宇気比の際、身を清めた井戸
出典
- ^ 熊本日日新聞編纂『熊本県大百科事典』熊本日日新聞社、1982、456頁
- ^ 鈴木喬『熊本の神社と寺院』熊本日日新聞社、1980、38頁
- ^ 国史大辞典編集委員会編『国史大辞典、第2巻』吉川弘文館、1980
参考文献
- 熊本県教育委員会編集『熊本の先覚者たち』秀巧社、1968年、55-57頁
- 熊本日日新聞編纂『熊本県大百科事典』熊本日日新聞社、1982年、456頁
- 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987年、615頁
- 新熊本市史編纂委員会『新熊本市史、別編第2巻』熊本市、1996年、349-351頁
関連項目
外部リンク
- 新開大神宮
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