恵王 (百済)

恵王
各種表記
ハングル 혜왕
漢字 惠王
発音 ヘワン
日本語読み: けいおう
ローマ字 Hye-wang
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恵王(けいおう、? - 599年)は、百済の第28代の王(在位:598年 - 599年)。

第26代聖王の次男。は季。598年12月に威徳王の死去を受けて即位した。『三国史記』では即位と在位2年目(599年)に死去して恵王と諡されたことを記すのみである。

隋書』百済伝には「昌死、子余宣立、死、子余璋立。」とあり、昌(威徳王)の子の宣(法王)、その子の璋(武王)という系譜を記しており、恵王の存在は認識されていないようである。『日本書紀』には欽明天皇16年(555年)2月に聖明王(聖王)が亡くなったことを知らせるために威徳王が送った使者としての名で現れ、威徳王の弟であることを記している。『三国遺事』では威徳王の子とし、別名として献王という。

参考文献

百済(第28代:598年 - 599年

温祚王前18-28 / 多婁王28-77 / 己婁王77-128 / 蓋婁王128-166 / 肖古王166-214 / 仇首王214-234 / 沙伴王234 / 古尓王234-286 / 責稽王286-298 / 汾西王298-304 / 比流王304-344 / 契王344-346 / 近肖古王346-375 / 近仇首王375-384 / 枕流王384-385 / 辰斯王385-392 / 阿莘王392-405 / 腆支王405-414 / 久尓辛王414-429 / 有王429-455 / 蓋鹵王455-475 / 文周王475-477 / 三斤王477-479 / 東城王479-501 / 武寧王502-523 / 聖王523-554 / 威徳王554-598 / 恵王598-599 / 法王599-600 / 武王600-641 / 義慈王641-660

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