プロパジン

プロパジン
Propazine[1]
別称
2-クロロ-4,6-ビス(イソプロピルアミノ)-S-トリアジン
識別情報
CAS登録番号 139-40-2
特性
化学式 C9H16ClN5
モル質量 229.71 g mol−1
外観 無色の結晶性粉末
融点

213℃

への溶解度 非常に難溶
アセトンへの溶解度 可溶[2]
危険性
半数致死量 LD50 3840mg/kg(ラット、経口[2]
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

プロパジン: Propazine)は、トリアジン除草剤の一種である。

用途

スイスのチバガイギーが開発した除草剤で、日本では1961年12月12日に農薬登録を受けた。ニンジンパセリセロリ畑などの一年生雑草に使用されたが、1991年12月12日に登録が失効している。商品名に「ゲザミル」があった。原体の輸入量は1991年は3トン、1992年以降はゼロである[3]

製造

塩化シアヌルイソプロピルアミンから製造される[4]

脚注

  1. ^ プロパジン(国立医薬品食品衛生研究所
  2. ^ a b 製品詳細情報(和光純薬工業
  3. ^ 『農薬毒性の事典 改訂版』
  4. ^ HSDB:プロパジン(de:TOXicology Data NETwork)(英語)

参考文献

  • 植村振作・河村宏・辻万千子・冨田重行・前田静夫著『農薬毒性の事典 改訂版』三省堂、2002年、178頁。ISBN 978-4385356044。 
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