スズキ・アヴェニス

アヴェニスAVENIS)はスズキのスクータータイプのオートバイである。

車名の由来は「AVENUE」(アベニュー)と「STREET」(ストリート)を併せ、都市の道路を自在に移動できるパーソナルコミューターとして命名された。海外へは、Epicuro(UC125/UC150)という名称で輸出されていた。

概要

アヴェニス150
Suzuki Epicuro(アヴェニスの輸出仕様)
基本情報
排気量クラス 軽二輪
メーカー 日本の旗スズキ
車体型式 BA-CG43A
エンジン G408型 152 cm3 
内径×行程 / 圧縮比 62 mm × 50.4 mm / 11.1:1
最高出力 12kW 16ps / 9,500rpm
最大トルク 13N・m 1.3kg・m / 7,500rpm
車両重量 135 kg
      詳細情報
製造国 日本の旗 日本
製造期間 1998年 - 2007年
タイプ スクーター
設計統括
デザイン
フレーム アンダーボーン
全長×全幅×全高 1,990 mm × 685 mm × 1,070 mm
ホイールベース 1,350 mm
最低地上高 125 mm
シート高 760 mm
燃料供給装置 キャブレター
始動方式 セルスターター
潤滑方式
駆動方式 ベルトドライブ
変速機 無段変速
サスペンション 油圧式テレスコピック
ユニットスイング
キャスター / トレール
ブレーキ 油圧式ディスク
機械式リーディングトレーリング
タイヤサイズ 120/80-12 65J
130/80-12 69J
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 9 L
燃費 (60km/h走行時)41.0 km/L
カラーバリエーション
本体価格 399,000円(税抜)
備考
先代
後継 スズキ・バーグマン200
姉妹車 / OEM カワサキ・エプシロン150
同クラスの車
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アヴェニスは1998年に発売された。新設計の水冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載し、排気量125cc小型自動二輪車アヴェニスと150ccの軽二輪アヴェニス150の2モデルが存在する。

125ccは最高出力14馬力、150ccは最高出力16馬力のエンジンは同世代の2ストロークエンジンと比較してもパワフルであり、前後12インチホイールや低めの位置に構えた風防など、上位クラスのヨーロピアンスタイルのスクーターとして発売された。

しかし、その特異なスタイルや大柄な車体、平坦ではないフロアステップ、高額な車体価格など、アドレス110と同じような評価を受け、販売は振るわなかった。また、後のビッグスクーターブームの煽りを受けた形になり、2007年に生産終了している。

また、川崎重工業汎用機カンパニー(現:カワサキモータース)ではスズキからアヴェニス150のOEM供給を受けエプシロン150という名前で販売していた。こちらもOEM提携解消に伴い販売終了となっている。

2022年10月、 アヴェニス125として日本国内に再投入されることとなった。 インドをはじめとして世界で販売されるグローバルモデルである[1]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “スズキ新型「アヴェニス125」登場! スポーティなデザインのブランニュー原付二種スクーター(WEBヤングマシン)”. Yahoo!ニュース. 2022年10月16日閲覧。

外部リンク

  • スズキ - 広報
  • Wikibooks英語版のマニュアル
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スズキオートバイの車種
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51 - 125 cc
126 - 250 cc
251 - 400 cc
401 - 750 cc
751 cc -
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  • e-Let's/W(原付一種・定格出力580W)
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