ザ・コースターズ
ザ・コースターズ | |
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(1957年) | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス |
ジャンル | |
活動期間 | 1955年 - |
レーベル |
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メンバー |
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旧メンバー |
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ザ・コースターズ(The Coasters)は、アメリカ合衆国のボーカル・グループである。1950年代後半に活躍した。「サーチン」や「ヤング・ブラッド(英語版)」をはじめ、主要な曲をジェリー・リーバーとマイク・ストーラーが作曲した。
歴史
ザ・コースターズは、1949年よりレコーディングを行ない、1953年からリーバー=ストーラーの協力のもと、ロサンゼルスを拠点に活動していたザ・ロビンズが前身となっている[1]。1955年10月12日に結成。オリジナルメンバーはカール・ガードナー、ビリー・ガイ、ボビー・ナン、レオン・ヒューズと、ギタリストのアドルフ・ジェイコブス[2]。1959年にジェイコブが脱退[2]。
1956年にシングル『ダウン・イン・メキシコ(英語版)』でデビューし、R&Bシングルチャートでヒットを記録[2]。翌年に発売された両A面シングル『ヤング・ブラッド(英語版) / サーチン』もポップ・チャートでヒットを記録したほか、『サーチン』は初のトップ10入りを果たした[2]。
ニューヨーク時代の「ヤケティ・ヤック(英語版)」はキング・カーティスがテナー・サックスで参加し、グループにとって唯一のナショナル・チャート・トップ曲。次作『チャーリー・ブラウン(英語版)』は両チャートで2位だった。その後、「アロング・ケイム・ジョーンズ(英語版)」、後にローリング・ストーンズがカバーした「ポイズン・アイヴィー(英語版)」や「リトル・エジプト(英語版)」などが続いた。
1966年にコロムビア・レコードと契約。ヒットが出なくなった。
1987年、ロックの殿堂入り[3][4][5]。
2007年、アトコ・レコード時代(1954年 - 1966年)のシングルコレクション『There's A Riot Goin' On: The Coasters on Atco』をライノ・エンタテインメントから発売。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- 『恋の唄/ソロ・ムード』 - One by One(1960年、アトコ)
- On Broadway(1972年、キング)
コンピレーション・アルバム
- 『コースターズ』 - The Coasters(1957年、アトコ)
- 『コースターズ・グレイテスト・ヒッツ』 - The Coasters' Greatest Hits(1959年、アトコ)
- 『コースト・アロング・ウィズ・ザ・コースターズ』 - Coast Along with the Coasters(1962年、アトコ)
- 『ザット・イズ・ロックンロール』 - Coast Along with the Coasters(1962年、クラリオン)
- Their Greatest Recordings: The Early Years(1971年、アトコ)
- Young Blood(1982年、アトランティック)
チャートインしたシングル
ザ・コースターズが発表したシングルのうち、以下の作品がBillboard Hot 100や全英シングルチャートなどのシングルチャートにチャートインした。
年 | タイトル (A面/B面) | 最高位 | 初収録アルバム | ||
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US [6][7] | US R&B [6] | UK [8] | |||
1956 | 「ダウン・イン・メキシコ(英語版)」 b/w「タートル・ドーウィン」 | − | 8 | − | コースターズ |
「ワン・キス・レッド・トゥ・アナザー(英語版)」 b/w「ブラジル」 | 73 | 11 | − | ||
1957 | 「ヤング・ブラッド(英語版)」 / 「サーチン」 | 3 8 | 1 1 | 30 − | |
1958 | 「ヤケティ・ヤック(英語版)」 b/w「ジング!ウェント・ザ・ストリングス・オブ・マイ・ハート(英語版)」 | 1 | 1 | 12 | コースターズ・グレイテスト・ヒッツ |
1959 | 「チャーリー・ブラウン(英語版)」 b/w「スリー・クール・キャッツ」 | 2 | 2 | 6 | |
「アロング・ケイム・ジョーンズ(英語版)」 b/w「ザット・イズ・ロックンロール」 | 9 | 14 | − | ||
「ポイズン・アイヴィー(英語版)」 b/w「アイム・ア・ホグ・フォー・ユー」 | 7 | 1 | 15 | ||
「ラン・レッド・ラン」 / 「ホワット・アバウト・アス」 | 36 17 | 29 47 | − − | コースト・アロング・ウィズ・ザ・コースターズ | |
1960 | 「ベサメ・ムーチョ (パートI)」 b/w「ベサメ・ムーチョ (パートII)」 | 70 | − | − | アルバム未収録 |
「ウェイク・ミー、シェイク・ミー(英語版)」 b/w「スキューボール」 | 51 | 14 | − | コースト・アロング・ウィズ・ザ・コースターズ | |
「ショッピン・フォー・クローズ(英語版)」 b/w「ザ・スネイク・アンド・ザ・ブックウォーム」 | 83 | — | − | コースト・アロング・ウィズ・ザ・コースターズ(B面曲のみ) | |
1961 | 「ウェイト・ア・ミニット」 b/w「タンブリン・ア・ライド」 | 37 | — | − | コースト・アロング・ウィズ・ザ・コースターズ(A面曲のみ) |
「リトル・エジプト(英語版)」 b/w「キープ・オン・ローリング」 | 23 | — | − | コースト・アロング・ウィズ・ザ・コースターズ | |
「ガールズ・ガールズ・ガールズ(英語版) (パートI)」 b/w「ガールズ・ガールズ・ガールズ (パートII)」 | 96 | — | − | コースト・アロング・ウィズ・ザ・コースターズ(A面曲のみ) | |
1964 | 「テイント・ナッシン・トゥ・ミー」 b/w「スピードズ・バック・イン・タウン」 | 64 | 20 | − | アルバム未収録 |
「−」は、チャート圏外を表す。 |
脚注
出典
- ^ a b c d e Huey, Steve. The Coasters Biography, Songs & Albums - オールミュージック. 2021年10月27日閲覧。
- ^ a b c d Larkin 1993, pp. 49–50.
- ^ “The Coasters Web Site - Those Hoodlum Friends, by Claus Rohnisch”. Thecoasters.com. 2011年1月9日閲覧。
- ^ “The Coasters Website”. 2007年4月8日閲覧。
- ^ “News - Ex-Coasters manager dies at Ely State Prison”. reviewjournal.com (2006年4月11日). 2011年1月9日閲覧。
- ^ a b Whitburn, Joel (1988). “The Coasters”. Top R&B Singles 1942-1988. Menomonee Falls, Wisconsin: Record Research. p. 93. ISBN 0-89820-068-7
- ^ Whitburn, Joel (2008). “The Coasters”. Joel Whitburn Presents Across the Charts, the 1960s. Menomonee Falls, Wisconsin: Record Research. p. 90. ISBN 978-0-89820-175-8
- ^ “COASTERS | full Official Chart History”. Official Charts Company. 2022年8月7日閲覧。
参考文献
- Larkin, Colin, ed (1993). The Guinness Who's Who of Soul Music (First ed.). Guinness Publishing. ISBN 0-85112-733-9
外部リンク
- The Coasters at Rock & Roll Hall of Fame
- The Coasters at Vocal Group Hall of Fame