グラインディング・ストーン
『グラインディング・ストーン』 | ||||
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ゲイリー・ムーア・バンド の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック、ブルースロック、プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | CBSレコード | |||
プロデュース | マーティン・バーチ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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ゲイリー・ムーア アルバム 年表 | ||||
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『グラインディング・ストーン』(Grinding Stone)は、北アイルランドのギタリスト、ゲイリー・ムーアが1973年に「ゲイリー・ムーア・バンド」名義で発表したスタジオ・アルバム。
解説
ムーアは1972年にスキッド・ロウを脱退し、同年にジョン・カーティスとピアース・ケリーを迎えたトリオ「ゲイリー・ムーア・バンド」を結成するが、最終的には本作限りでバンドを解散させ、その後は短期間シン・リジィに加入した[1]。
Lars Lovénはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「大概のメタル・ファン向けではないかもしれないし、ムーアを象徴する作品でも、彼の最高傑作でもない。しかし、ムーアがこれほど様々な音楽の融合を試みたことはなく、『グラインディング・ストーン』で聴ける、極めて個人的かつインストゥルメンタル主体のブルースは、実にユニークなだけでなく、彼が1990年代に演奏することとなるブルースのヒット・パレードよりも遥かに面白味があり、1973年当時のブリティッシュ・ブルース勢の大多数よりも創造的である」と評している[2]。また、ヒュー・フィールダーは2017年のレビューにおいて、タイトル曲に関してはサンタナ、「タイム・トゥ・ヒール」に関してはオールマン・ブラザーズ・バンドからの影響を指摘した上で「全体的には焦点が定まっておらず、明確な独自性に欠けている」「1978年の『バック・オン・ザ・ストリーツ』こそゲイリー・ムーア物語の真の出発点だ。『グラインディング・ストーン』は好奇心旺盛なマニア向け」と評している[3]。
収録曲
全曲ともゲイリー・ムーア作。1. 4.はインストゥルメンタル。
- グラインディング・ストーン - "Grinding Stone" – 9:42
- タイム・トゥ・ヒール - "Time to Heal" – 6:22
- セイル・アクロス・ザ・マウンテン - "Sail Across the Mountain" – 6:58
- エナジー・ダンス - "The Energy Dance" – 2:28
- スピリット - "Spirit" – 17:16
- ブギ・バック・ホーム - "Boogie My Way Back Home" – 5:39
参加ミュージシャン
アディショナル・ミュージシャン
脚注
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スタジオ・アルバム | グラインディング・ストーン(ゲイリー・ムーア・バンド名義) | バック・オン・ザ・ストリーツ | G-FORCE(G-Force名義) | コリドーズ・オブ・パワー | ダーティ・フィンガーズ | ヴィクティムズ・オブ・ザ・フューチャー | ラン・フォー・カヴァー | ワイルド・フロンティア | アフター・ザ・ウォー | スティル・ゴット・ザ・ブルーズ | アフター・アワーズ | ブルーズ・フォー・グリーニー | ダーク・デイズ・イン・パラダイス | ディファレント・ビート | バック・トゥ・ザ・ブルース | スカーズ(スカーズ名義)| パワー・オブ・ザ・ブルーズ | オールド・ニュー・バラッズ・ブルース | クローズ・アズ・ユー・ゲット | バッド・フォー・ユー・ベイビー |
ライヴ・アルバム | ロッキン・エヴリ・ナイト (ライヴ・イン・ジャパン) | ライヴ・アット・ザ・マーキー | ウィ・ウォント・ムーア! (ライヴ) | ブルース・アライヴ | ライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック | ライヴ・アット・モントルー2010 | ブルース・フォー・ジミ〜ジミ・ヘンドリックスに捧ぐ〜 | ライヴ・アット・ブッシュ・ホール2007 |
コンピレーション・アルバム | ベスト・オブ・ゲイリー・ムーア〜バラッズ・アンド・ブルーズ〜 | アウト・イン・ザ・フィールズ-ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ゲイリー・ムーア | メモリアル・コレクション |
主な楽曲 | |
関連項目 |