アルグン川
アルグン川 | |
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アルグン川流路 | |
延長 | 1,620 km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 164,000 km2 |
水源 | 大興安嶺山脈 |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | アムール川 |
流域 | 中国 ロシア |
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アルグン川(アルグンがわ、Argun、ロシア語: Аргу́нь, モンゴル語: 拼音: É'ěrgǔnà hé、満州語: ergune bira)は、ユーラシア大陸の北東部を流れる川で、シルカ川とならぶアムール川の大きな源流の一つである。アルグン川というロシア語名は、ブリヤート語の「ウルゲン・ゴル」(Urgengol, 「広い川」)に由来する[1]。
上流はハイラル川と呼ばれる。長さは708キロメートル。内モンゴル自治区の大興安嶺山脈の西麓から発し、内モンゴル北端のフルンボイルを西へ流れる。ハイラル区で伊敏河を合わせ、牙克石市より下流では流れは緩やかになり川幅も広くなり、フルンボイル草原を蛇行する。
満州里市付近で、中国領のフルン湖からの流れを合わせてアルグン川となる。北東へ向きを変え、900キロメートル以上にわたりロシアと中国の国境を流れ、黒竜江省漠河市付近でシルカ川と合流し、アムール川となる。
満州里の下流にあり航路の中国側にある中州・ボリショイ島(中国名:阿巴該図島、アバガイト島)は1929年にソ連軍が占領して以来長年中ソ・中露の国境紛争の焦点の一つであったが、2004年の国境協定で中国・ロシア間で二等分することになった[2]。
支流
アルグン川水系には、ハイラル川のほかに伊敏河、根河(ru)、貝爾茨河などの支流を含む。これらは大興安嶺山脈の西側から流れてきた川である。またフルン湖は通常は川が流れ込むだけで出口のない湖であるが、水量の多い年には湖水が北部の湿地帯からあふれ出しアルグン川に流入する。呼倫湖には、モンゴル北東部のヘンテイ山脈(Khentii Mountains)を源流としモンゴル国内を流れてきたヘルレン川(克魯倫河)、中国・モンゴル国境のブイル湖から流れてきたオルチュン川(モンゴル語: Орчун гол)が流入する。ブイル湖の上流は中国・モンゴル国境をなすハルハ川(哈拉哈河)である。
脚注
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アムール川本流 | ゴリン川(格楞河) - アニュイ川(敦敦河) - グル川 - トゥングースカ川 - ビラ川(奇穆尼河) - ビジャン川(畢瞻河) - ザヴィタヤ川 - フマル川(呼瑪河) - ウルシャ川(額哩河) - アマザル川(格爾必斉河) | |
スンガリ川水系 | スンガリ川(松花江) - 牡丹江 - 呼蘭河 - 拉林河 - 阿什河 | |
ノン川水系 | ノン川(嫩江) - ガン川(甘河) - ネメル川(訥謨爾河) - ノミン川(諾敏河) - ヤル川(雅魯河) - トール川(洮児河) - 霍林河 | |
アルグン川水系 | アルグン川(額爾古納河) - ハイラル川(海拉爾河) - ゲン川(根河) - ケルレン川(克魯倫河) - ハルハ川(哈拉哈河) | |
ゼヤ川水系 | ゼヤ川(精奇里江) - セレムジャ川(西林穆丹河) - ギリウイ川(吉魯河) - トミ川 - デプ川(濘泥河) | |
ブレヤ川水系 | ブレヤ川(牛満河) - ウルガル川 - ティルマ川 - ニマン川(斡倫奇河) - トゥユン川 | |
アムグン川水系 | ||
ウスリー川水系 |